【映画】ショーシャンクの空に を観た感想

一番好きなデザイナーさんとかれこれ5年来の友人としての付き合いになりますが、そのデザイナーさんのおうちに遊びにいってたときによく言われ、スカイプでも「あれ観た?ちゃんと観た?」と攻勢をうけてた映画が「ショーシャンクの空に」。価値観がかわると。なんの価値観なんだかはわからないのですが、とにかくおすすめだと。

それから時は流れて3年。ようやく見ました。はまっちゃって3回くらいみた。もうね、パッケージ写真でも貼ろうか動画貼ろうかとぐぐったら、アンディーが出てきて、なんか嬉しくなりますね。

『ショーシャンクの空に』は、1994年に公開されたアメリカ映画。 スティーヴン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」が原作である。フランク・ダラボンが監督と脚本を初兼任し、映画化された。

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戦争でひとびとがお互いに切り刻んでるのをみるのは全然いける、むしろ映画をみるうえでの非現実感を楽しむ上でのエッセンスになってしまってる一方で、アンディーが殴られ暴行をうけるというのはヒュンッってなりますよね。なんなんですかねこの矛盾は。そうさせるほど、自分事として受け入れてしまう悲しさや非条理さが、そうさせてしまうのでしょうか。

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結局僕が最近映画をよく見るようになったのって、「目で見てわかる西洋文化史まとめ」みたいな要素があり、読書もビジネス書やノンフィクション中心で小説なんてまったく読まないところと似てて、堅く言えば勉強、実際のところは雑多で幅広いインプット、なわけです。意味もなく小説やドラマを見るということなど時間の無駄以外のなにものでもないと本気で思っているタイプです。
でも、一方で「ショーシャンクの空に」のようなドラマストーリーにはまり、また、偶然第一話再放送をみかけてはまった「半澤直樹」のように、上質なコンテンツは消費したいとも思っているようなのです。
かといって、堺雅人さんをもっと消費したくてリーガル・ハイに行ってしまうTV中毒のような消費方法ではないようです。あれ、全然興味が無いので・・。

(3)
伏線が描かれていてそれが最後にスカッとさせて全部解決!よかったね~どんでんかえし!キレイに伏線をきちんと回収したよ^^/という頭いいタイプの物語でいうと、デスノートなんかも好きです。タイプは違えど、作品を見終わった後に伏線をひとつひとつ思い返していくようなところとか、すばらしい。
ショーシャンクの空にでいうと、刑務所長官が聖書好きっていうのが入所初日にわかって、それが脱走作戦でつかわれてたり、アンディーが刑務所長官につくらせた架空の口座などはあとで自分がなりすますためのものだと絵をきているところであったり。そういう緻密なところとかにドラマ性って完成度の高まりを見せていくんですね。

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勝手ながら25年間にわたって映画を楽しんでこなかったものから意見をするとすれば唯一、ラストシーンはどなんだろうねという印象もなくはない。国境超えられるのかどうかわからないけど行ってみよう!というレッドさんのバスが地平線に消えていくシーンで終わりでもよかったんじゃないのかな、とか。あと矛盾点のツッコミとしては、長官の金庫にネタバレグッズを仕込んで靴までもらって脱獄決行するわけだけどよくその日に雷までなっててよかったね、という話。
いや、まぁそこまで見てるというほどはまりました、という話でもあるのですが。

と、いうわけで、わたくしも「ショーシャンクの空に」を見終わって、名作映画をひとつミッションクリアし映画通の仲間入りだ!と思いながら感想記事なんかをネットで拾い読みしてますと、すでに「好きな映画でショーシャンクを挙げるやつとか自称映画通」という烙印になってまして、面白い映画であることは認められつつも定番すぎるのでもう流されてる感を感じ、あぁ世の中の情報速度ははやいなぁと感じるところです。もう少し、「ショーシャンクの空に」観たよってドヤ顔したかったですが・・・。