勝ち方にもこだわらないと、チームは崩壊する

例えば、ラフプレーで相手の主将を怪我させてサッカーの試合に勝ったとする。非道徳的かつ、スポーツマンシップにも反する指示を出したゼネラルマネージャーに、果たしてメンバーは今後もついてきたいと思うであろうか。

このようなな解りやすい例はさておき。(まぁ、国同士の戦いはいろんな感情があるので事情も様々かと思いますが、)地域レベルのサッカーチームにおけるラフプレーの指示のような、メンバーがその勝ち方に納得しない例があるとして、もっと複雑で、気付きにくい形で、ビジネスの世界でも同じようなことが発生していると思うのです。

簡単かつ日常的なところでいうと、提供するサービスに複雑なプランを入れてせこーい請求方法をしたり、契約期限の解釈を不当に操作できるような表現にしたり、ちょっとおまけしてもいいようなところを追加料金をとる…小手先のテクニックはときに大事です。ですが、あまりにも胸を張れないお金のとり方は、末端でお客様と触れ合う接客の現場で、現場員のやる気をそぐことになりかねません。結局、儲かるかもしれないけど、お客様にも不信感をあたえ、従業員にも不信感を持たせ、永続できるチームでなくなるような気がします。

あるいは、とにかく無茶な提案をして、顧客の期待をあげにあげまくって獲得した案件を、そのままアカウントプランニングやら実作業の人間に振る…こんな仕事の仕方も、チームを崩壊させる仕事術として、マークすべきです。

そういう意味で、勝ち方にはこだわらないといけないフェーズが、事業拡大のうえで必須なのでは、と、仮説を立ててみています。

でも、生死をかけた勝負所や交渉現場では、多少のラフプレーもしていかないといけないことも確か。それは、理念や道徳との天秤になりますが、バランス感覚を強く要求されるでしょう。良くも悪くも身近な人の行動をよくみて、身に着けたい感覚です。