iPhone、Androidのレビュー(2016/1)

現在iPhone6plusをメイン機として利用していますが、主に「飽きてきた」という理由で端末の機種変更を検討しています。

機種変更の筆頭候補には「XPERIA Z5」への機種変更を模索し、auショップ等でモック機を眺めたりしておりますが、2016年にもさしかかり今年の前半には出そろうであろう「Windows10Mobile」等を鑑みますと、いろいろと情報収集にも精が出るものです。

そこで現在の各デバイスの所感をまとめてみました。

完璧な故に減点方式になってしまうiPhone

iphone

iPhoneって、手に握って感じる意匠の水準の高さにうっとりするものの、もうiOSの体験を含めて、そこまで驚きに満ちているわけでもなくなってきたなと思うわけです。iPhone6は、軽くて美しく、素晴らしい端末でした。その後入手したiPhone6 plusは、5.5インチのデバイスこそスマホの完成形ではないかと思える程しっくりきた端末でもあります。(過去にはiPhone6 plusよりはるかに大きいXPERIA X Ultra(6.4インチ)をメイン機にしていた為、大きさに対する不満も不安も無かったのも大きいと思う。)

xperiaxultra

しかし、iPhoneによってもたらされる満足度って、主に新しい端末を購入した時の「感動」を頂点とし、完璧であることが前提になってしまうので、使い続けていくことによりいつしか減点方式になってしまうと思うのです。少なくとも私がそうです。

例えば、使い続けていくことにより、このような原点がもたらされます。

iPhoneを使っていくうちに募る不満点

  1. おサイフケータイが無い
  2. Gmailアプリが微妙である
  3. ブラウザの動作がもっさりしている。特にChrome
  4. 防水ではない。まぁ、普通に風呂に持って行きますが。
  5. その他Google製アプリは、やっぱAndroidのほうに歩があるのではないかと思えてくる。Mapとか、Driveとか。

このような不満点がポイント化され、半年から1年に一度、Androidに乗り換える、みたいなモバイル生活を続けています。買い替えの際には「仕事で必要だから」「WEB屋として、Androidユーザーのモバイル体験も知って置かなければならない」等とそれっぽい言い訳を何故か周囲に説明し、XPERIAに行き着くというのが最近の流れ。

なお、両方欲しいならと複数回線にする試みもありましたが、結局使わなくなるのと、2回線にしちゃうと歯止めが効かなくなり契約が増え、一時期は最大4回線になってたので、なるべく1回線だけにするようにしています。格安SIMが充実してきた昨今では、そのような選択肢もまた検討していいかもしれませんが。

iPhoneの場合はケースを付けたくない

ガラケー時代から、端末の薄さにはこだわりをもってきました。懐かしき10年も前の話になりますか。4シーズンそれぞれの端末発表会を待ちわび、0.5mmでも薄くなったら機種変更。時にはキャリア変更も厭わない。

やっぱりケータイの薄さって大事ですよ。それがiPhoneならなおさら、スティーブ・ジョブズの作品を手になじませて楽しむという趣もあるApple製品において、断固としてスマホケースは購入してきませんでした。落として割れたらそれも一興だと。機種変更のチャンスだと。割れた画面ひとつひとつの欠片こそ、再現性のない芸術だと。

しかしながらおサイフケータイの利便性を享受したい私として、探しに探しまくった結果見つけたのが、このシールタイプの「ポケット型ケース」ですね。

suica

これにオートチャージのVIEW SUICAを搭載し、iPhone6 plusを運用しています。Edyにnanacoは切り捨てる形となってしまっていますが、一旦これで半年ほど耐えていたわけですが、やはり耐えかねているというのが現状。

iPhoneのままでいいのでは、と思いとどまらせる要素

iPhoneは完璧すぎる故に減点方式になってしまい、思いをつのらせたいつの日かAndroid機に機種変更をしてしまうというXデーを迎えるわけですが、iPhoneのままでもいいんじゃないの?と思いとどまらせる要素はあります。

  1. 音楽ファイルは総じてiTunesに格納されている。まぁ、そんなに聞かないんだけど。
  2. Apple純正のイヤホン好きなんですよね。
  3. 通知に関してはiPhoneのほうが良い気がする。
  4. 電話に関してもiPhoneのほうが良い気がする。
  5. カメラはXPERIAよりiPhoneのほうが満足している。
  6. おサイフケータイは、スマホケースに「VIEW SUICA」を格納して解決している(前述)
  7. iPhoneの指紋認証はとてもいいユーザー体験である。
  8. テザリングに関しては、iPhoneのUSBテザリングが一番確実性が高いと思う
  9. Lightingケーブルたくさん買ってしまってる(10本くらい)
  10. Androidは、どこまでいってもAndroidであると、いつも機種変後に痛感させられる

なお、写真データやメールデータは全てDropboxやGmail等、要するにクラウドにあるため、これらはスマホ機種変の敷居を下げている。手間はゲームデータの移行くらいですね。

さてこれらのプラス要素、マイナス要素などが悶々と頭のなかを駆け巡り、魅力的な端末の登場に際してAndroid機へ機種変をするわけですが、それではAndroidをレビューしてみることとします。

Google帝国とおサイフケータイのAndroid

xperia

Android機、嫌いじゃないです。むしろ、好きです。Sonyが仕上げる端末は美しいし、AndroidというOSだって、デビュー時の印象をすっかり払拭してサクサク・ヌルヌル心地よく動きます。

一方で、iPhoneからXPERIA等のAndroid機に機種変更し、電源をつけたとき、いつも必ず思うのが、独特のホーム画面を見て「ああ、俺はAndroidに帰ってきたんだ」という心のざわつき。既視感からくるワクワク要素ゼロの感覚。docomoなら「dメニュー」とかがホームにあって、あまり美しくないアプリがプッシュされてくる感じ。ただし、iPhoneのようなワクワクはないものの、自分好みにカスタマイズしていくほどに手に馴染むのは、Wondows PCと思えばまたかわいいもの。

どこまでいってもAndroidはAndroidだった、という感想を抱きつつも、期待通りの動きに満足度は徐々に高まりまるわけです。

Androidにしてよかったと思うポイント

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  1. GmailアプリがやっぱりiPhoneよりいい。iPhoneと違って30日分を同期(事前にダウンロード)してくれるからサクサク。
  2. Google Mapアプリが、iPhoneのそれよりもなんだか心地よい。
  3. Google Driveアプリが、iPhoneのそれよりもなんだか心地よい。というより、iPhoneの場合は重いファイルがそもそも開けない
  4. ブラウザの動作に関してはAndroid × Chronmeのほうが安定している気がする
  5. Dropboxの自動アップロードをはじめとするバックグラウンド系のアプリが、確実に仕事をする。
  6. ウィジェット良し、ホーム画面のカスタマイズよし、ランチャーソフト良し。
  7. 音楽は結局あんまり普段聞かないし、WindowsのiTunesでも聞けるから、問題がない
  8. 防水なのはやっぱり安心である。iPhomeもガンガンお風呂に連れて行っているとはいえ。
  9. いや、なによりおサイフケータイはとても良いものだ。EdyにSuicaにnanacoも入れちゃう。

結局、我々はGoogleに全てを委ねているのです。全身の体重をなんのためらいもなくGoogleに寄せていったほうが、最終的にはよい体験を得られるのではないでしょうか。

確かにデビュー当時のAndroid2系は、あまりよいユーザー体験を提供してくれませんでしたが、それも今や昔。Android4以上であれば日常の用途に問題はなく、Android5からは、iOSにそこまで固執しなくても良かったんだ!?という気付きさえもたらせてくれます。

AndroidからiPhoneへ機種変更したくなるタイミング

Androidは良くも悪くもベーシック、スタンダードな体験をもたらせてくれます。Google帝国の住人であり、おサイフケータイ経済圏で生活する私にとっては、Androidのほうが基本的には合っているんだなって思います。iPhoneよりかは気持ちよくはないけど、ゲームをするにも問題はなく、動作も快適、バッテリーだって負けていません。そのため、Android端末からAndroid端末への機種変更も、何度もしてきました。

しかしそれでも、iPhoneにしたくなる時がくるんですよね。これはですね、Appleから強烈な新製品が出てきた時ですね。

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これね、ガマンできなくなる。Appleさんやっぱりお上手。iPhone時代での減点を忘れ、Androidでの平和な生活を捨て、おサイフケータイも捨てて、つい新しいiPhoneを手にしてしまうのです。

Androidにも細かい不満はありますからね。音楽はApple側に入っているから聞きたいときに聞けなかったり、通知は少し微妙だったり、数年来から基本的に変わらないUIには飽きてたり。

実際、iPhone5sで出た指紋認証はとてもよいユーザー体験が得られ、おサイフケータイの利便性とともに天秤にかけたものです。

こうして、iPhone4→Android機→iPhone4S+Android機(2台持ち)→iPhone5→Android機→iPhone5S→Android機→・・・みたいなスマホ機種変更の変遷をたどってきたわけです。

また、Apple Watchが登場したときにも、Apple製品で環境を統一しようかな・・・なんて無駄な検討をしたものです。(結局、物欲をおおいに刺激された上、買っていないが、Apple Watch2は脅威である。)

利便性の代わりにダサさを受け入れる、それがAndroid

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基本的にはAndroid機に移るときには、iPhone最大の利である美しさや感動を捨ててくるわけですから、全体的にAndroidからほとばしるフォントの細かなダサさだったり、デフォルトホーム画面のもっさりだったりを乗り越えていかなくてはいけないのですが、どうしてもガマンできずに現在「XPERIA Z5 Premium」に関しては購入を相当思いとどまっているものがあります。

キャリアロゴです。

「XPERIA Z5 Premium」はただでさえdocomoからしか出ていないのですが、高い質感に、鏡面仕上げの美しい筐体なのに、背面どまんなかに「docomo」のロゴですからね。ギャグなんですかね。

z5p

この端末はなぜかdocomo限定。現在、auユーザーなので、docomoへMNP又は新規購入まで考えさせられた名機ですよ。しかしながらキャリアロゴに幻滅し、こちらは断念。

キャリアロゴのない海外バージョンを購入して格安SIMで運用する手もあるのですが、その場合にはおサイフケータイが無いので、購入するメリットが半減します。(海外バージョンですとゴールド色もあり、かなりそそられたわけですが。)

ちなみにauのほうは、メインにはSONYにロゴ。キャリアロゴは、裏面下部にさりげなく入っている程度で、許容範囲ともいえるものです。docomoに3年ぶりくらいに復帰かと思えたのですが残念ですね。

auz5

でも、このダサさを乗り越えて気づいたら「XPERIA Z5 Premium」に移行しているかもしれません。白ロムを楽天で入手し、格安SIMを仕込んでサブ機として運用という策も生きています。(その場合は、5.5インチスマホが2つになるので、auのほうを旧iPhone6に戻すか、iPhone6sを買っちゃうか、という選択肢が次に待っている。ああ尽きないスマホ検討。)

Windows10Mobile等の第三極にも期待

iPhoneとAndroidに一長一短があり、それぞれ気分の高揚に任せてエイヤッで機種変更を繰り返してきたここ数年間。まとめてみると、iPhoneにおサイフケータイが搭載され、Gmailアプリさえもう少し良くなれば、iPhoneで良いんじゃないかという風にも読み解けるわけなのですが、そんな日がいつ来るのか。

完璧な環境がないだけに、新しいOSの話題にはガジェット好きも高じてついつい情報収集にも精が出るわけですが、Windows10Mobileは2016年にきっと飛躍するでしょう。

Windows10Mobileを検討するとき、自分は結局スマホで何をしてるのか、Windowsで何をしているのか、自問自動の幅が広がります。Windows10Mobileは、まずVAIOが対応スマホを出すということで、きっとサブ機としてVAIO SIMの契約付きで買うことがほぼ確実な未来が待っているのですが、当然ながらWindows10との連携がウリであるこのOSにおいて、何を期待するべきなのか。

僕の問題点は解決してくれるのか。または多くの問題を残しながらも未来を感じさせてくれる新しい提案があるのか。

近いうちに私にお会いする方、iPhone6 plus以外の端末を持っていたら、ああ機種変したんだね、とお察しいただければ幸いです。

写真はapple.com、およびsonymobile.co.jp、Amazon.co.jpより引用